飛び石事故とは、走行中の車のタイヤが跳ね上げた石がボディに当たって損傷を受けることを指します。
飛び石により車のボディやガラスにあたり、傷がつくケースは少なくありません。安全運転を心掛けていたとしても、飛び石は不意に飛んでくるため避けることは困難。
今回は、飛び石のキズ・へこみ修理には保険が使えるかと、責任の所在についてご説明いたします。
基本的に車両保険に加入していれば飛び石による損害は補償されます。
しかし、フロントガラスの修理や交換で保険を使うと、翌年度以降の保険の等級が1等級下がり、保険料負担が増えます。
この点を考慮した上で、保険を使うか自費で修理をするか判断しましょう。
飛び石事故にあった際、石を飛ばした相手に修理費用を払ってほしいと思われる方も多いと思います。
結論から言うと、飛び石事故のような相手方に加害の認識がない事故は、被害を証明して修理費用を払ってもらうことは非常に困難。
そのため、基本的に被害者が自分の自動車保険や自費で修理するケースがほとんどです。