普段から車に乗る方であれば欠かせないのがエアコン。車内を快適に過ごすためのものですが、近年車のエアコンは昔と比べ物にならないほど進化しています。
しかし、今では当然のように標準装備されていて使われているからこそ、故障や不調などとも隣り合わせになってきます。
こちらのページでは、エアコンの故障の簡単なチェック方法や修理方法、それに伴う業者別の費用も解説いたします。
田川市のエムオートでは車のエアコン故障の修理も承っておりますので、お困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。
実は車のエアコンは、普段から使うことが多いことに加えて経年劣化が比較的早い装置です。数年間悪条件のままでの保管は、故障の様々な原因となってしまいます。
エアコンの故障チェック方法と原因は主に3つありますので、下記にまとめています。
それ以外にもエアコンの故障する原因はありますが、ほとんどの場合は下記の3点に当てはまるため、基本的な知識として捉えていただけると参考になるかと思います。
【①風が冷たくならない】
エアコンの故障の中ではもっとも多いとされる故障です。夏場に車内に入った途端に暑さを感じ「我慢できないから今すぐエアコンをつけよう」と思った矢先に起こることが多いものです。
原因としては2種類考えられ、[⒈エアコンガスの漏れ(不足)]、もしくは[⒉コンプレッサーの故障]のどちらかであることがほとんどです。
[⒈エアコンガスの漏れについて】、エアコンのガスは簡単に言うと「あたたかい空気を冷たくするガス」のことです。このため、ガスを定期的に充填する必要があります。(おおよそ5~10年程度)
場合によっては破損して大量に漏れていることもありますので、車検や定期点検などのタイミングで確認いただくことをおすすめいたします。
[⒉コンプレッサーの故障について]、コンプレッサーとは空気を圧縮する装置のことで、エアコンから冷たい空気を出すためには非常に重要な部品です。これも故障してしまうとエアコンとして使えなくなってしまいます。
【②エアコンから嫌なにおいがする】
エアコンからの嫌なにおいは、においによって原因が異なりますので2種類に分けて解説いたします。
[⒈ツーンとしたような嫌なにおい]
エアコンからツーンとしたような嫌なにおいを感じたことはありませんか?これは、エアコン内部のフィルターにカビが生えることで起きるものです。
原因そのものとしては湿気ですが、実は使い方による問題もあるのです、例えば、過ごしやすい適温の時期には車内でエアコンをつけない方は多いのではないでしょうか。まさにこれが原因になっているのです。
車のエアコンはしばらく使わないと装置内部での空気循環がうまく行われないため、結果としてカビが生えることになってしまいます。
[⒉たばこの吸い殻のようなにおい]
これは想像がつきやすいかもしれませんが、車内での喫煙によってその煙がエアコンフィルターにつき、結果的にたばこの吸い殻のようなにおいがしてしまうのです。
車内での喫煙を控えればこのにおいは改善される可能性が高いですが、喫煙者の方の中には難しいと感じる方も多くいるかと思います。そのため、対策としてはエアコンフィルターを定期的に清掃することが一番良い方法でしょう。
エアコンフィルターの清掃は、取り扱い説明書に記載されているはずですが、知識が多くない方だと内装を傷つける恐れもあるため、業者に依頼する方が最善といえます。
【③エアコンから風が出てこない】
エアコンから風が出てこない時は、風を吹き出すためのファンが故障している可能性があります。ファンはモーターの力で動いているので、機械装置というより電子部品の故障というイメージの方が近いです。
ファンの故障については他の症状とは違って、日常的な対策はなかなか難しいため、車検などの定期点検と同時に点検を依頼するべきでしょう。
使う状況にもよりますが、ファンのモーターは10年程度で故障することが多いため、車検時の経過年数も考慮して故障する前に交換しておくのも良いかもしれません。
車のエアコン修理ができる業者は実は限られていることはご存じでしたか?車のエアコンは車両本体の整備とは違い、「電装系」と呼ばれるものだからです。一般的な自動車整備士だと電装系は行っていない業者が多いんです。
下記で、依頼できる二つの業者の特徴や相場を比べながら紹介いたします。
【①ディーラー】
車関係の修理だと一番初めにディーラーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。確かに、ディーラーは「車のことなら何でも聞いて良い」というイメージも多くの方がもたれていることかと思います。
しかし、ディーラーは電装系の修理に弱いんです。
理由としては、ディーラーは電装系の修理を電装系修理業者(電機屋)外注することが非常に多く、ディーラーによっては100%外注することもあるそうです。
ディーラーで修理する際の相場表は下記のようになっています。
〈ディーラーでの修理費用の相場一覧〉
点検料 :14,000~18,000 円
ガス漏れ・充填 : 6,000~35,000 円
コンプレッサー修理 :40,000~60,000 円
ファン・モーター(電装系)修理 :45,000~70,000 円
ただし、ディーラーによっては、購入から一定期間内などの縛りの中で保証を受けられることもありますので、一度問い合わせしてみても良いかもしれません。
【②当社(田川市のエムオート)のような整備工場】
整備工場の技術力の高さはディーラー以上のこともかなり多く、車にかかわる修理は全般的にできることが多いです。
整備工場で修理する際の相場表は下記のようになっています。
〈整備工場での修理費用の相場一覧〉
点検料 :12,000~15,000 円
ガス漏れ・充填 : 5,000~30,000 円
コンプレッサー修理 :35,000~50,000 円
ファン・モーター(電装系)修理 :40,000~60,000 円
ディーラーよりも費用が安い傾向にあります。また、当社(田川市のエムオート)はディーラーと変わらない品質を低コストでご提供しております。
車のエアコンで何かお困りのことがあれば一度ご相談ください。
ここまでエアコンの故障と原因、修理業者と費用について解説してきましたが、本当にエアコンの修理は必要なのでしょうか。
エアコンの故障は5~10年程度が平均ですが、修理してもその後は故障するまでのスパンがどんどん短くなることが予想されます。
そこで、エアコンが故障した際は一度下記のように修理以外の選択肢を考えてみても良いかもしれません。
【①車の買い替えの選択肢】
車のエアコンだけが故障していても、売却金額に大きな差が生まれることはあまりありません。
そのため、エアコンの故障を修理してから車そのものを買い替えるのはあまりコストパフォーマンスは良くありません。
買い替えのタイミングによってはエアコンの故障に目を伏せて買取金額が通常時と変わらないこともあるため、買い替えという選択肢についても検討するメリットはあるといえます。
車が古くなってきて買い替えを検討されているのであれば、一度買うまでエアコンがない状況のまま過ごしてみて本当に修理をするか考えてみても良いかもしれません。
【②車のエアコン自体の必要性】
エアコンが故障したときの弊害は、やはり夏の暑い時期や反対に冬の寒い時期に車内を快適な気温にできないことでしょう。
しかし、例えば普段エアコンをつける機会多くなかったり、多少の暑かったり寒かったりを我慢できるようであれば、代金を支払って修理をする必要はないかもしれません。
車のエアコン修理でお困りでしたら田川市にあるエムオートにご相談ください。
当社(田川市のエムオート)の整備士は全員国家資格を持っているので、お客様の愛車も安心しておまかせいただければと思います。
また、ディーラーと変わらない品質を低コストでご提供しております。
田川市だけでなく、近隣の福岡市、飯塚市、北九州市のかたもお気軽にお問い合わせください。